朝から結構な陽気だったので涼しそうなところ…、と言えば渓流。浜松市北部にある天竜川水系の阿多古川に向かいました。昼寝したり本を読んだり写真を撮ったり、昼寝したり…
掃除のために水槽内のレイアウトを変えたら、いつものようにヨシノボリ達が縄張り争いを始めた。たいていは小競り合いで終わるのだけど、同じ体格のこの2匹は大バトルに発展してしまった。
お口の大きさ比べから始まり、体当たり…
そして相手が逃げるまでどつく。お互い退かないものだから、さながら天下一武道会の様相。
ついに出た!噛み付き攻撃。だけどこれは反則。
この勝負はうわて?を取った方が勝ったようだ。どちらも体中擦れだらけ、様子見て処置してやろう。ここまで激しいのは滅多にないけれど、あんまりケガするようなことはやめてくれ。
メスに向かって怖い顔をするヒナハゼのオス。最近、この2匹はどうも怪しい。それにしても昔は可愛らしかったのに、どんどん顔つきが変わって今では完全にオッサン顔のオスである。
大あくびをするミミズハゼ。あごが外れるっての。
この竹筒はなかなかの人気物件で、ここ1週間ほどはこのヒナハゼが棲んでいます。
あまり面白くはないけれども特徴が良く説明できていて図鑑用途としてはいいかな、という写真はWikimedia commonsに投稿しています。
図鑑的な写真を撮影する際に気をつけているのが
の3つです。特に最後のヒレについては魚類ならではの注意点でしょう。多くの魚種でヒレが重要な同定ポイントになっているからです。
Wikimedia commonsには「高画質な画像」という審査制度があります。自薦して公開審査してもらうのですが基準に達していないと却下されます。批評はとてもキビシいですがとても勉強になります。
下のオスとメスのシマヨシノボリの写真は眼球への入射光・反射光に気を遣ったり、特にメスの方は腹部のブルーの婚姻色を強調するようなライティングで撮影することで「高画質な画像」の評価をもらいました。
なお、Wikimedia commonsに投稿した写真は高解像度のものをかなり自由(営利目的でも)に利用することができます。詳しくは各画像のライセンスの項を確認してください。