蒔いた種のうち、いくつかはかぶせた土を押しのけて発芽しました。
パキラの種
国立科学博物館「ハゼの世界とその多様性」
上野の国立科学博物館では、ハゼの研究でも有名な明仁天皇陛下の御即位二十年を記念して、「ハゼの世界とその多様性」という展示がされています。展示に関連して、三人の研究者による講演会が本日開催されるということで聴きに行ってきました。
国立科学博物館の篠原さんからは天皇陛下の研究について、横須賀市自然・人文博物館 館長の林さんからはハゼの分類について、岐阜大学の向井さんからはDNAに注目したハゼの種分化について講演をしていただき、どれも興味深くうかがうことができました。
ちなみに向井先生はいつもお世話になっている『Mukai’s ENCYCLOPEDIA OF GOBY』の方でもあります。
三瓶小豆原埋没林公園
島根県は大田市の三瓶小豆原(さんべあずきはら)埋没林公園に行ってきました。
ここは縄文時代に三瓶山の火山活動で埋まった樹木が、現代の水田工事の際にたまたま出てきて展示している所です。正直なところ、あまり期待せず展示施設内に入ると…
圧倒される空間が地下にありました。数本の大木が立っている直径30mの範囲を、当時の地表まで14メートルも掘って展示しています。火山活動による土石流で林が埋まったのは4000年前。今、見ているそのままの状態で巨樹が立っていたんです。
最も樹齢の高いのは約600年のスギで直径2.5m、残っている部分の高さ12.5m。木の状態はとても良いです。朽ちていないので樹皮をさわってもしっかりした感触です。
4000年前の鬱蒼とした巨樹の森が目の前にイメージできるのは展示の仕方がうまいからなのでしょう。
ちなみに私は大田市生まれ。縄文時代のご先祖様と同じ景色を見ているのかもしれません。
川湯温泉でいい湯だな!?
和歌山県本宮町の川湯温泉に宿を取りました。何年か前にアフリカツインで来たことがあるのですが、土砂降りだったこともあって公衆浴場に入ったこと以外はあまり憶えていません。
早朝、川に沿って散歩していると川面から湯気が立ち上ってます!ここは川原から温泉が湧いていて適当に掘って湯船を作れば露天風呂になる、なんともワイルドな温泉なのです。先客のおじさんはちょうど湯からあがったところ、私も朝風呂をいただくことにしました。ちなみに川に沿った道路から丸見えなので普通は水着で入るみたいだけど、他には誰もいないし手ぬぐいで隠すだけ (^。^)
源泉はかなり熱いので川の水を引き入れてちょうどいい湯加減にする仕組みです。どちらかというと雰囲気を楽しむ湯ですね。すぐそばの川面で同じ目線で魚が跳ねたり、早起きのトンビが頭上をゆっくり飛んでいたりする露天風呂はあまりないでしょう。
実は私以外にも入浴客がいたのでした。端の方にいて、けして近づいては来ないけれど、かといって余所に行くこともなくて、もしかして狙われている?なんてことを思ったりしてちょっと気になっていました。
私が湯から上がると「待ってました」とばかりにちょうど良い湯加減のあたりに移動してきました。単に順番?を待っていたようです。カモが温泉に入るなんて聞いたことありませんが、けれども確かに気持ちよさそうではありました。
熊野灘に昇る月
熊野本宮大社参道
参道に沿って並ぶ奉納のぼりが朝日に揺れていました。
熊野川
冷凍イサザアミ試食
前日に引き続き冷凍イサザアミの話題です。
で、水槽に投入すると…
サンゴタツが食ってくれない(;.;)
サツキハゼ、ヒメイカは食べてくれるのですが、サンゴタツは反応がいまいちです。ピンセットでつまんで活きているかのように動かすと食べることもありますが、1匹ずつ与えていたら右腕がプルプルしてきました。かえって手間がかかってしまいます。やはり活きイサザアミにはかなわない、というわけで今夜もイサザアミを採取しに行くのでした。活きイサザアミをストックする方法を研究した方が良いかもしれません。