豊橋と浜松を境にする湖西連峰を歩いてきました。最高で標高400mなのでスケールの小さな連峰です。
登山口は新池というため池のそばにあります。池のとなりにクルマを停めて入山です。
ほどなくして神石山山頂。浜松側に眺望が開けます。夏の低山なので暑さを覚悟していましたが、木々が茂って遮ってくれるので日差しは苦になりませんでした。
尾根づたいに歩いて雨宿り岩で休憩します。巨岩の上に立って来た方向を振り返ると左手側が浜松になります。
しばらく歩いて多米峠(ためとうげ)で休憩します。ここも展望は浜松側だけ。
峠からの眺めはとても気持ちいいもんです。時々、涼しい風が吹き上げてきて汗が引いていきます。
湖西連峰でもっとも高い標高400m(名前がない)を越えてしばらく歩くとイヌツゲの群生地です。水木しげる風のちょっとおどろおどろしい森です。
さらに進むと大知波峠廃寺跡(おおちばとうげはいじあと)に出ます。平安時代に栄えたかなり大きな寺だったらしく、峠の斜面一帯に広がっていたそうですが、いっさい記録に残っていないとのこと。
当時は人の往来がそれなりにあったのでしょう、時代が下ると豊川稲荷に続く豊川道の峠になっています。
ここでサングラスを忘れてきたことに気づきます。たぶんイヌツゲの群生地あたりでしょう。取りに戻る気力はなくあきらめました、とほほ。
ヒグラシが鳴く中を豊川道で知波田まで下山しました。知波田からクルマを停めた新池まで一般道を歩きましたが、新所原(しんじょはら)まで電車を使えぱ良かったかもしれません。
《トラックログ》※
日付 | 2006-08-19 |
メンバー | 1 名 |
沿面距離 [km] | 17.569 |
累積標高差 [m] | +812, -812 |
所要時間 | 05:39:16 |
2Dトラックログ | |
3Dトラックログ | |
水平距離 – 標高 グラフ |