アメリカに1週間ほど滞在することになって滞在中の通信環境をどうするか迷ったのですが、端末がSIMフリーのAndroidタブレット(Nexus9)なのでReady SIM※1というプリペイドSIMを利用してみました。このSIMはアメリカ専用ですが事前にamazon.co.jpで購入して持ち込むことができます。
Ready SIMのプランはデータ通信+SMS、または音声通話+データ通信+SMSのどちらかで容量・期間を選択します。音声通話は(アメリカ国内なら)無制限です。
タブレットで音声通話は不要なのでデータ通信+SMS、1GB・14日間というプランにしました。amazon.co.jpで¥3,000でした。一つのパッケージで3種類(standard、micro、nano)のSIMサイズに対応、必要なサイズで切り出して使います。
以下、実際の使用感です。ラスベガスへのトランジットで立ち寄ったサンフランシスコ国際空港で設定を行いました。
SIMカード(Nexus9はnano)を入れ替えて5分ぐらいで”7850″という番号からSMSが届きます。指示に従ってAPNを設定するとインターネットに繋がってしまいました。設定は”wholesale”という名称で新規にAPNを作るだけ、とっても簡単です。
(ところでNexus9でSMSが送受信ができるんですね、初めて知りました。)
通信品質は速度計測まではしませんでしたが、体感的には日本国内でLTE回線で接続したときと同じような通信速度でストレスは感じませんでした。ちなみに滞在先のラスベガスでは常にLTEで快適です。容量は手段がないので何MB残ったのか判りません。ホテル毎にフリーのWiFiアクセスポイント※2が用意されていてそちらを優先して使うようにしたので、おそらく1GBでも結構余ったと思います。
渡航先がアメリカでSIMフリー端末ならReady SIMが断然おすすめです。参考までにアメリカ・8日間・非LTEでWiFiルーターをレンタルすると¥1万ぐらいになります。当然、荷物も増えるし返却も必要です。
ちなみにアメリカから日本への音声通話はIP、最後の手段でau契約のAndroidスマートフォンで国際ローミングサービスを利用しました。
※1 ZIP SIMという名称に変わりました。
※2 どのホテルでも速度は十分ですがVPNが使えませんでした。