南アルプスのさらに南に位置する朝日岳に登ってきました。ちなみに朝日岳、前黒法師岳、沢口山をあわせて「寸又三山」と呼ばれています。
寸又峡温泉にクルマを停めて8時40分に出発しました。寸又川をちょっぴりおっかない吊り橋で渡って朝日岳登山口まで歩きます。
朝日岳登山口は標高560mになります。滑落、道迷いの注意書きあり。
標高1232mの合地ボツ（がっちぼつ）までは急登が続きます。ところどころ不明瞭な登山道に痩せ尾根、ザレ場があって緊張を強いられます。
そしてヤマヒル！2cmぐらいの奴がいるわいるわ、クネクネ跳ねてみたり小石の上で直立してユラユラしてみたり。油断すると靴から尺取り虫のように這い上がってくるのでその度に塩をふりかけて撃退します。標高1000mぐらいから見かけなくなり一安心。こういうのは苦手です。
合地ボツから続く緩やかな尾根沿いの道の最後に展望台があって、朝日岳山頂近くのガレがよく見えます。近くに前黒法師岳、遠くに不動岳を望みます。山頂まで急登をもうひとがんばりです。
急登を越えて朝日岳山頂、標高1827mにたどり着きました。残念ながら展望はありません。到着したのは13時40分で予定を大幅にオーバーしてしまいました。昼飯を食べてすぐに下山です。
山頂付近はカラマツの暗い林が広がります。
登山道では色とりどりのキノコを見ることができました。
急な下りにも時間がかかって寸又峡温泉の駐車場に着いたのは18時、まだ日があるうちに登山口まで下りてこれましたが、もう少し遅かったら道迷いの可能性もあったかもしれません。ヘッドランプの明かりだけだと登山道の目印を見落としてしまうでしょう、これは反省。
それにしてもこの山、好きな人しかこないんだろうなぁ。辛いわりには楽しみが少ないんだもの。
寸又峡温泉の共同湯（¥400）で汗を流してから帰宅しました。硫黄臭漂う湯でpHが高いのかヌルヌル、おすすめです。
ヒル被害は…同行のカミサンがやられていました。
《トラックログ》※
| 日付 | 2006-09-03 |
| メンバー | 2 名 |
| 沿面距離 [km] | 12.06 |
| 累積標高差 [m] | +1868, -1876 |
| 所要時間 | 09:24:50 |
| 2Dトラックログ |  |
| 3Dトラックログ |  |
| 水平距離 – 標高 グラフ |  |
